2009/12

平成21年 第4回定例会における一般質問

北斗市役所等の公共施設内における
ソフトウェアの違法コピーの危険性について



 先日、北海道庁で違法コピーしたパソコンソフト約4,700本が職員の間で使い回されていたことが発覚しました。また、石川県庁でも同様の事件が起き、道庁はおよそ1億4000万円、石川県庁でおよそ4000万円の和解金を支払う事態になりました。
北斗市では、業務に必要なソフトウェアは必要な数のライセンスを取得していますので、理論的にはこのようなことは起こりえませんが、俗にカジュアルコピーといわれる、個人が気軽な気持ちでコピーし、使い回すという可能性はあり、違法コピーに巻き込まれてしまう危険性は常にあると認識しなければならないと思います。
我が国の違法コピー率は最新の調査では約21%とされており、これは身の回りに違法コピーが大量にあるということを示しています。また、それらの違法コピーにはウイルス等セキュリティー面の危険性も孕んだものが少なくありません。
これらの事態を防ぐためには、職員の知的財産権や情報セキュリティーに対する理解を深める教育訓練や、そもそもパソコンの業務環境に不足を感じたときに、安易な違法コピーに走ること危険性があると考えられますので、機能の不足やストレスを減らす努力が必要だと考えますが、これらの点についてどのような考え方をお持ちか伺います。


北斗市における自殺対策について



 6月の定例会において同じテーマで質問をしましたが、その後自殺予防のテレビCMが放送されたり、自殺予防の啓発のための催しなどが目につくようになってきました。国や都道府県のレベルでは力を入れて取り組まれているように感じますが、市の立場から見て取り巻く環境やもたらされる情報量、取り組み方の変化はどうであったか、また当市の取り組みについても伺います。