2006/12

平成18年 第4回定例会における一般質問

北斗市各小中学校における、いじめ問題等の現状について

※以下の通りに一般質問を行いました。


 現在、小中学校等でのいじめ問題、そしてその結果としての自殺問題が全国各地で表面化し、毎日テレビや新聞等で報道されています。
 子ども同士によるいじめのみならず、教職員等もそれに関わることなども見受けられ、いじめられている子どもは自ら命を絶つことにしか逃げ道を見出せない、などという痛ましい事態は、看過できることではありません。
昨今の研究では、いじめは普遍的なものであり国・地域・学校の違いを問わず、常に発生する危険性があると指摘されています。したがって、北斗市においてもその危険性は存在し、他の市町村での事件を対岸の火事とせず、現状把握や改善に努めなければならないと考えますし、既にそのような考えのもと対策していることと思います。
そこで当該問題につきまして、以下の点につきまして質問いたします。
  1. 市内各小中学校におけるいじめ等の事案は何件把握しているのか。
  2. 他の市町村の事案において、いじめ問題が存在するにもかかわらず確認や報告を怠り、事態を放置し悪化させていた状況が見受けられるが、当市において同様の危険性はないか。
  3. いじめ問題は、その被害者に対する攻撃が身体や金銭・所持品等に及ぶ場合、もはやそれは刑事事件であると認識しなければならないが、そのような場合の警察や司法との連携等はどのように考えているのか。
  4. 教員自身が子ども達と一緒にいじめに加わることなど言語道断だと考えるが、文科省のある統計によると54%もの教員が何らかの形でいじめに荷担したことがあるとの結果が出ている。このような事態等を防ぐためにどのような対策をとっているか。
  5. すでに発生し悪化・長期化したいじめ問題は、もはや同一環境での解決は不可能で、転校等の引き離し策は必須であるとの指摘もあるが、そういった場合の対処はどう考えているか。
    また、被害者が最後の手段として自殺を考えないような、緊急避難・保護するための仕組みは、どのように用意しているか。
以上5点につきまして、教育長にお伺いいたします。


※答弁内容の要約は、議事録が発行され次第掲載します。