2010/12

平成21年 第4回定例会における一般質問

茂辺地地区の地域振興について



近年、茂辺地地区は病院が無くなり、小売店、飲食店が相次いで、廃業するなど、地域としての衰退が大変心配されます。しかし、同時に高規格道路のIC供用が来年度に予定され、流雪溝の整備も進むなど、一面では住環境の向上と捉えられることも起きています。
私は、本年第2回定例会において、並行在来線の存続問題解決のための一案として、茂辺地・当別地域の振興を訴えました。その観点もふまえて、以下の3点について質問を承ります。
  1. 茂辺地の豊かな山野を利用した産業振興策は考えられないか。
  2. 狭隘な道路が目立つが、高規格道路の供用もふまえて地域の生活道路整備をどのように考えているか。
  3. JR茂辺地駅をJR渡島当別駅のような合築駅舎にして、郵便局やコンビニなどの誘致や商業施設の駅前集約を考えられないか。


省エネルギー対策と希少資源リサイクルについて



 先日、世界気象機関は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの世界平均濃度が、去年も過去最高を更新したと発表しました。また、国内においても昨年、過去最高の濃度を観測したことが気象庁により発表されています。当市では、平成20年に北斗市地球温暖化対策実行計画を策定し、24年度までに温室効果ガス6%の削減を目標としています。
また、今年後半から中国からのレアアースの輸入が滞る事態が発生し、我が国の地下資源についての脆弱性を改めて印象づけました。レアアースに限らず、省資源化とリサイクルの確立が急務と考えられます。当市においても何らかの影響が及ぶことは時間の問題です。
そこで、以下の点につきまして質問を承ります。
  1. 温室効果ガスの削減は現時点でどの程度達成しているのか。今後の見込みはどうか。
  2. 一般廃棄物のうち、レアメタル・レアアース・その他枯渇が懸念されている銅やタングステンなどの金属を含む廃棄物について、どのような取り扱いをしているか。今後の考え方は。